対ドルの為替相がが15年ぶりに1ドル84円台をつけた8月11日、FX(外国為替証拠金)取引を行う個人投資家の「逆張り取引」が加速し、外貨買いが広がった。
「くりっく365」ではFXの売買高がレバレッジ規制を導入する直前の7月30日を超える高水準となったそうだ。
通貨別ではユーロやオーストラリアドルを買う動きが鮮明だった。
個人投資家は円高進行時に、目先の相場反転を見越して相場の流れとは反対に円を売って割安な外貨を買う「逆張り取引」を膨らませることがある。
個人のFX取引の規模は、東京為替市場の取引全体の3分の1程度を占めるほど市場規模も大きいため、個人マネーが急激な円高に歯止めをかける役割を担っているとの見方もある。
また、FXは主婦にも人気で、海外ではFX取引を行う日本人主婦のことを「ミセス・ワタナベ」と呼んでいる。
ただし、金融庁は8月からFXのレバレッジ規制を強化し、取引上限を証拠金の50倍までに制限したので、個人のFX取引が市場全体に与える影響力は小さくなってくることが予想される。
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